毎日商品を配達してくれるトラック運転手、大変な時に対応してくれる自治体の相談支援窓口、時々立ち寄るカフェ….。コロナ下で「エッセンシャルワーカー」として注目された、社会に不可欠な仕事の現場では、いつのまにか非正規が増え、委託・下請の仕事で低価格競争が起きる中、働く条件が長期に悪化を続けています。どうしてこういう状況になったのでしょうか? 私たちはどのようにこの状況を変えられるでしょうか? 現状分析を踏まえて一緒に考えてみましょう。 講師:上林陽治、首藤若菜、田中洋子
続きを読む第一報告 「日本とドイツの正規・非正規比較」田中洋子 (筑波大学人文社会系教授)、第二報告 「ドイツにおける柔軟化政策の変遷」ハルトムート・ザイフェルト(経済社会研究所前所長)、第三報告 「ドイツの介護制度における労働市場の構造変化」ヴォルフガング・シュレーダー(カッセル大学教授)、第四報告 「日本における非正規雇用と小売労働」三山雅子 (同志社大学社会学部教授)、司会 山田和代 (滋賀大学経済学部教授)
続きを読むベルリン・フンポルト大学国際労働史研究所において、科学研究費の支援を得て、「サービスセクターにおける女性の不安定・低賃金労働の国際比較」をテーマにワークショップを行いました。ユルゲン・コッカ、ハルトムート・ケルブレ、アルフ・リュトケ、ハルトムート・ザイファート、ニコル・マイヤー-アフジャ、ウタ・マイヤーグレーヴェなどの錚々たる研究者と二日間熱心な討論を行いました。
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